みはた虹の丘こども園のブログ

2019年4月より認定こども園に移行しました。ブログを通じて、園の取り組みや、園児たちの元気で健やかな様子をお伝えしていきます。どうか宜しくお願いいたします。

モノ作り研修会☆彡

 

8月11日、12日に一級建築士の井上寿先生をお招きし、研修会を行いました。

11日には職員で、今の子どもたちにどのような環境が必要なのかを話し合い、「こんな経験をして成長してほしい」「室内でものびのびと体を動かして遊んでほしい」など様々な意見を出し合いました。井上先生を交えた話し合いから、今回は乳児室前テラスからの続くウッドデッキ、2歳児保育室に木のお家、幼児室にツリーハウスロフトを作る計画をしました!



 

12日、今回は在園児の保護者の方、3月に卒園して小学生になったお友だちにも参加を募り、たくさんの方が来て下さいました♪

 

そしてDIYスタートです!

井上先生がスケッチしてくれた設計図を見ながら・・・

 

 

長さを測って、印を付けていきます。

 

スライド丸ノコを使ってカットします。

 

参加してくれたお父さん、職人のように次々切ってくれています😊近くで見つめるKちゃん。何を思いながら見ているのかな・・・

 

ウッドデッキの枠組みを、インパクトドライバーを使ってビスで固定していきます。

 

ウッドデッキの上でも食事を楽しめるような机や椅子も作ります!

「木、運んできますね」「難しいと思ってたけど楽しいですね!」保護者さん同士の会話も自然に弾みます♪

 

次は木のトゲがなくなるようにサンダーで削ります。

「ママ一緒にしよ!」「1人でやってみる!」

大人が使っている工具、使い方をよく見ていて、やってみたい気持ちがどんどん芽生えていきます✨

 

ウッドデッキは雨に濡れてもいいように防腐剤を塗りますよ。

「ここも全部塗るの?」子どもたちもお手伝いしてくれました😊

 

ジャーン!!ウッドデッキの完成です!

 

次は幼児室での作業です!木をみんなで運んで・・・💪

 

運んだ木を組み合わせて、固定していきます。「ここ持っておきますね!」保護者の方と先生たち、息ぴったりです!

今年の春に卒園したばかりのA君、ホンマモンの職人さんみたいですね。かっこいいです。

ツリーハウスの枠組みができあがると・・・

 

みんなで・・・せーの!!

 

持ち上げている間にもどんどん固定していきますよ!

 

大人の背を超える高さのツリーハウス、子どもたちはどのように遊ぶのでしょうか・・・ワクワクしてきます♪

 

ふう~っ、😅たくさん動いてお腹がすいてきたところで

羽釜のご飯が炊けたようです!

 

職員、保護者の方、小学生のお友だちが、みんなでおにぎりギュッギュッ🍙

 

かき氷屋さんも登場です!🍧

 

この日も30℃を超える暑さ!かき氷を食べると、なんだか体がスゥ~っと冷えますね😋

 

おにぎり、かき氷を食べてパワーアップされたみんな。

DIY再開です!次はロフトを作ります。この高さでの作業、中学生のお兄ちゃんが大活躍!

 

ロフトには階段が付いているご想像もされるかとは思いますが、このロフトには階段が・・・ない!!??

 

そうです、この斜面を登るのです!!!

 

こうして出来上がったツリーハウス、ロフト!

子どもたちが登園して、驚いた表情、やる気に満ちた表情を想像すると、ワクワクドキドキ・・・😊

 

「うわ~!!なにこれ!!」

 

「よし・・・!!」この高さ、斜面を見て試行錯誤しながら、横の柱をよじ登り、手をかけていました!

登ることができたときのこの表情!!

 

ツリーハウスは、なかなかの難易度💦

「ここに足かけたら!?」「ちがうちがう!こっちじゃない?」

「もう!!!あとちょっとやのに登れない」「悔しい・・・」「上に登ってみたい!」いろんな気持ちが入り混ざり、葛藤は続きます。

 

「力が足りないんかな?筋肉マッチョになったら登れる!?」とトレーニングを始める子も😊💪

 

子どもたちは「楽しそう!」「やってみたい!」その気持ちから挑戦したり様々な遊び方を考えたりして過ごしています。「できる」だけがすべてではなく、僕は、ここまではできる」「こうしたら危ないかな?」「〇〇ちゃんはこうやってしてるのか、私もできるかな、ちょっと怖いな・・・」と葛藤を繰り返すことが、身を守ることに繋がりますよね。また「なんで出来なかったんだろう」「ここから登ったら上まで行けるかな?」と気付き、考え、やってみることが生きていく力に繋がるのではないかと思います。

 

ご指導いただいた井上寿先生、ご参加いただいた保護者の皆様ありがとうございました。