11月5・6日に一級建築士の井上 寿先生をお招きし、研修会を実施しました。
今回は保護者の方にもご参加いただき、『子どもが育つ環境』について一緒に考え、話し合う機会を持ちました。
研修を通して「子どもたちにこんな経験をさせてあげたい」「子どもたちが挑戦できる環境をつくりたい」など色々な意見を出し合い、井上先生のご指導の下、保護者の方や子ども達とも協力しDIYがスタートしました!
まず使う木を運びます。
よいしょ!よいしょ!
子どもたちもお手伝いしてくれました。
インパクトドライバーを使ってネジを固定していきます🔩
あっという間に土台ができました!
次は屋根作りです!🏠
屋根に登って、ネジを固定します。
屋根の上はハシゴの高さと同じくらい!
とっても怖そう・・・
でも作業を進めているうちに、怖さを忘れるくらいみんな作業に夢中🌟
じゃーん!✨
砂場の上に屋根ができました。
早速子どもたち、「どうやって登ろう、、?」と考え挑戦しています。
総合遊具も柱以外は取り外し、保護者の方と職員で木を取りつけていきます。
じゃーん!総合遊具も大変身!!✨
遊具の中はどうなっているんだろう?
なんだか、秘密基地みたい!💭🤫
みんなで協力し、素敵な遊具が完成しました!
次の日、登園した子どもたちは、、、
「なにこれ~!楽しそう!」
「どうやって登るん~?」
「やってみたい!」
とお友だちと話ししながら目を輝かせ遊び始めました🌟
子どもたちは登ったり、隠れたり、滑ったり、子どもたち自身が「楽しい!」と思う遊び方を実際にやってみて、どんどん遊びを広げていきます。「登りたい」「でもちょっと怖い」そんな葛藤の中で子ども達は身体だけでなく心も成長していきます。挑戦することも、友達を真似ることも、今は断念することも自分自身の力と向き合って、「ぼく、ほんとにいけるか」「やっぱり怖いからやめとこかな」そんな思いを巡らすことは自分の身を守ることにつながりますよね。
井上先生のご指導の下、保護者の方と職員が力を合わせて作った、世界にひとつだけの遊具で子どもが自ら育とうとする力を十分発揮できる環境を考え取り組んでいきたいと思います。