みはた虹の丘こども園ではお馴染みになりました、こども環境アドバイザーで一級建築士として子どもの主体的な育ちのための環境作りを実践されている井上寿先生に年明け来ていただき職員研修を行いました!
保育についてや環境などを一緒に考えていただく中で、今回は、高さのある所や身体を動かすことを楽しむ姿が多くなってきた0・1歳児のお部屋で子ども達が挑戦する気持ちや達成感が味わっていけるような遊具を作ることになりました🌟
子どもの『やってみたい!』という気持ちを大切にしたい…!
そんな思いで作業を進める職員達。「○○ちゃんはどんな顔するかな」「最初はびっくりして登れないかもしれないね」子どもたちのリアクションを楽しみにしながら作業は進みます。
このような遊具が完成しました✨✨
遊具の下の空間も楽しめるようになっています♪
“子ども達はどんな反応をしてくれるかな?”
ドキドキわくわく💗
お休み明け、子ども達が登園して早速遊び始めてくれました!
一生懸命全身を使って登ろうとしています。
登れた時の嬉しそうな表情😊😊
まるで秘密基地のような下の空間でも、わくわくした表情で思い思いに楽しむ姿を見せてくれました。
新しい遊具を目の前に、「だめ~できない~」と諦める姿もあります。
でも数分後にはまた挑戦しようとしたり、じ~っとお友達の様子をみたり、遊具を手で触れて観察する子、まったく近づかない子など様々で、この年齢ながらにも自分ができる範囲をある程度わかっている、自分自身と向き合って決めている、そんな姿に感心しました😌
『登れるようになること』が目標なのではありません。子ども達が「危ない」ことに気づき、自分の力量を考えて自分自身でやるかやめるかの選択をすること。これは正しく生きていく力に繋がります。
実際に登っている時の子ども達の表情は真剣そのものです。油断したら危険が危険だということをわかっているのです。自分の力で登ることができた子はちゃんと降りることもできます。
この遊具以外にも、ブランコが新しくなったり、木の平均台や竹馬も製作しました🔨
もちろん『できるようになったこと』は、とっても嬉しいし子ども達の自信に繋がります♪
しかし『できなかったからこそ経験する気持ち』も大切にしていきたいと考えます。気づき・意欲・葛藤・達成感をいろいろな感情を繰り返して人は学び生きる力と知恵を身につけていきます。どんな経験も心の栄養、しっかりと味わって強く育ってほしいと願いながら保育者はかかわっています。
そして私たち職員も、歩みを止めず学び、気づき、成長していきたいと思います。
職員も日々挑戦💪🔥
井上寿先生
お忙しい中ありがとうございました!
今後もまたよろしくお願い致します。