本来なら親子で反戦や人権に関する映画を観てもらい「平和」について一緒に考えたりお話しをしたりする映画会。感染症予防の為、今年も子どもたちだけで映画を観ました。
今回のテーマは「せかいのこどもたち」。
世界には様々な子どもたちが生活しています。
出会ったことのない子ども達が、世界のどこかにいることを知り生活を想像すること、毎日一緒に遊んでいる友達と喧嘩になったときに、相手の気持ちを想像したり考えたり、相手の気持ちに気が付いたりすること。
優しくするってどんなこと??
相手の気持ちに気付くって?
のびのび組(3歳児)いきいき組(4歳児)は身近で起こった出来事を、ペープサートを用いながら考えました。
「くまくん泣いてる!!」くまくんが困っていることにすぐに気が付いてくれたみんな。のびのび組のみんなだったらどうするかな?
「よしよしってしてあげる」
「どうしたん?って聞く」
「おもちゃ貸してあげる」
すごい。たくさんしてあげられること、してあげたいことが出てくるね。
わくわく組(5歳児)のお友達は、他の国の子ども達や、同じ日本でもいろいろな生活の仕方をしている子ども達の映像を見た後に、動画を観て自分たちに何が出来るのか考える機会をもちました。
これからも子ども達の身の回りに起こるすべての出来事一つひとつに対して、子ども達自身が気づき・・・
子どもたち自身がじっくりと考えて関わっていけるように、丁寧に見守り続けたいと思います。
相手の気持ちに気づく、自分も相手も笑い合えるようにどうしたらいいのかを一生懸命に考える、話し合う、お互いが納得いくような落としどころを見つける・・・
これはみんなが平和に暮らすために大切なことです。
世界の子ども達がみんな、幼いうちからそんなふうに考えられるようになればいいなと思います。
自分の中にある優しい気持ちは、人から優しくされたときに芽生えるものだと思います。
世界中の全ての人達が夕焼や青空を見上げて、優しい気持ちで幸せを感じるひと時が訪れますように・・・