雨の日が続くなないろでのお部屋では、仲良しのお友だちと一緒に水色の画用紙に、クレヨンでお絵描き。好きな色を使ってぐるぐる、てんてん、かきかき、雨降りを描くことにしました。
そこへカエルさんがピョコンピョコン・・・遊びに来てくれました。でも、このままだったカエルさん、雨で濡れちゃうよ。そこで、スタンプしておいた手形の傘をさしてあげることにしました。
親子共同作業で、「雨宿りのかえるさん」ができました。
なないろで作った妹さんの作品を、園から帰ってきたお姉ちゃんが見て、「わたしもやりたい!」と興味津々。
絵の具で手形を取って、お家でお姉ちゃんの作品も作ったそうです。
別のお友達は、お家に飾った作品を、遠方に住むおじいちゃん、おばあちゃんに写真で見せると、とても喜んでくださったそうです。
お家での出来事を聞かせてもらうと、なないろで体験したことが、ご家族や周りの人たちに伝わって、繋がって、広がっていく実感を感じ、嬉しく思います。
そしてこちらは、梅雨の晴れ間の日差しを受けて
5月に種をまいたブロッコリーの芽が、すくすく成長中です。
あらあら、食欲旺盛なあおむしたちが柔らかいブロッコリーの新芽を食べつくしてしまいました。丸まると太っちょなあおむしに成長していたので、なないろのお部屋で育てる事になりました。
ペットボトルで作った即席のお家で、あおむしはさなぎになって………
ある朝、2匹のさなぎが蝶々に変身していました。
蝶々の旅立つ先は、わくわく組(5歳児クラス)の子どもたちに託されました。
「園庭に行きたいんちゃうかな」
2匹の蝶々は狭いペットボトルのお家から旅立っていきました。
「やっぱり(2匹の蝶は)一緒に生まれた家族やから、一緒にいたいのかな」
わくわく組の子どもたちは、寄り添って仲良く飛んでいく蝶々を、いつまでも見送っていました。