『えんちょうせんせ~い、ちょっと来て~』
『すごい くも』
わくわく組(5歳児)の子ども達が職員室に走ってきました。
『どこどこ…?』虫取り網を取り出して園庭に出る園長先生。
『そのくもじゃないって』
園庭に出て子ども達の視線の先を見上げると・・・
広くて青い空に一面に広がる雲。
うろこ雲とすじ雲、うす雲が空に広がっていました。
この雲は『上層雲』と呼ばれて、空の高いところに出来る雲です。
そのことを子どもは空を見た瞬間で感覚で感じて、園長先生に知らせに来てくれたんだと思います。
『子ども達が私に雲のことを知らせてくれたことが嬉しい』と、つぶやくわくわく組の先生。
この一瞬、言葉に出来ない温かい感覚が子どもと先生の心をつなげているように感じます。