美旗市民センターの中にある「まちの保健室」の職員の方と一緒に、防災についてのおはなし会をしました。
地域での子育て支援に携わってくださっている「まちの保健室さん」職員の皆さんは、地域の方と過ごす時間を日頃からとても楽しみにしてくださっています。
今回は近年多発している、大雨や台風による水害や土砂災害で、避難生活を余儀なくされることが増えてきています。また、南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくないと言われている中で、小さな子どものいる家庭で災害にどのように備えるかを考えました。
まちの保健室の職員さんが美旗地区近辺のハザードマップを広げて、住んでる地域のどこが災害指定地域なのか、避難場所は何処かなどの確認をします。散歩など日常生活の中で、避難所までのルートを歩いてみるのもいいですね。
防災グッズについても、リストを用意してくれました。おはなし会に参加してくださった利用者さんも、市販の防災リュックを準備されているが、それだけで大丈夫なのか不安だったそうです。
睡眠中に逃げる時、足を怪我しないように靴やスリッパを置いておくのも大事ですね。
ネットで紹介されていた新聞紙で作れるスリッパを作ってみました。簡単に作れるので避難所で必要な時に作れそうですね。
普段の食料品の買い置きを少しだけ増やして、定期的に食べて、無くなってきたら買い足して繰り返すことで、非常食の備蓄ができる「ローリングストック法」などは、このコロナ禍でも役立つ方法かもしれません。
食べ物だけでなく乾電池やカセットコンロのボンベなどもローリングストック法を利用して交換しましょう。
地域の方が新聞紙で作ってくれた紙バッグには、オムツのゴミ袋が丁度3巻入っています。まちの保健室さんが月一回この手作りのバッグに入れて持参してくれます。必要な方は声を掛けてくださいね。
防災は心の準備です。災害についての意識を持ちながら、日常の生活を大事にしていきたいですね。子ども達と私たちの命を守るために、必要な備えに取り組んでいきましょう。