「子どもは遊びの天才」
遊んでいる姿をみているといつも感じます。
なないろには、子どもの発達に沿ったおもちゃを用意しています。
子どもたちはおもちゃを手に取って、おもいおもいに遊び始めます。
今回は、そんな遊びの様子をご紹介いたします。
「あっ!これは何だろう?」
気になったみたいで、少し距離のある所からはいはいで傍までやってきました。
「手で触ってみよう。くるくるまわるの楽しいな!」
こちらは・・・かわいい人形、み~つけた!
「ふわふわ、ぬいぐるみ、やわらかいな。引っ張ってみよう。ぴょんぴょん!て伸びるんだ。」
こちらは、廃材を利用した手作りおもちゃです。
ガムテープの芯にテープをはった、丸ころの積木。
子どもたちに人気の絵本をカラーコピーして、牛乳パックで手作りしたブロック。中にはカラカラと音が鳴るように、古いお米や小豆、ペットボトルのキャップなどが入っています。
一番人気は、だるまちゃん。
さいころのように転がして、どのだるまちゃんが出るのか楽しんでいます。
「何が出るかな?それー!」
お母さんが積み上げてくれたブロックを前に。
「立っちも上手。はい、チーズ!」
「ぼくは型はめに挑戦中!」
「コロコロたくさん転がすと、あちこちに散らばって楽しいね。」
遊びの中で新たな発見があって、探求心がめきめきと芽生えているようです。
子どもは興味の持ったこと、そのものに働きかける動作、気づきから学びへとつながって、様々な知識を身につけ新しい能力を手にしていきます。
そのすべてが「遊び」を通じて経験することなのです。高価な玩具じゃなくても、一人ひとりの子どもが「なにこれ?」「なんかおもしろい」そんなふうに思える事物と、その姿を優しいまなざしで包み込んでくれる大人の存在があれば、子どもは「育とうとする力」を発揮できるのではないでしょうか。