広島に原子爆弾が落とされた日から75年が経ちました。
本来なら親子で反戦や人権に関する映画を観てもらって「平和」について一緒に考えたりお話をしてもらう機会としていましたが、今回は子ども達だけで映画を観ることにしました。
のびのび組(3歳児)さんは『ねずみくんのきもち』と言うお話です。
いじわるねこちゃんにいつも意地悪ばかりされているねずみくん。「ぼくが小さくて気が弱くて何をしてもしっぱいばかりするからいじめられるのかな~」
「ねこくんは一番大切なことを忘れているんだよ」ふくろうさんにそう言われて、ねずみくんはふくろうさんと一緒に「一番大切なもの」に気づいていきます。
ある日、ねみちゃんとお弁当を食べていると、淋しそうにねこくんがやってきました。ねずみくんはねこくんの気持ちを考えました。きっと、ねこくんは一緒にお弁当を食べたいって思っているんじゃないかな。ねずみくんは勇気を出してねこくんを誘いました。
生活の中で身近なことを題材にしている内容でイメージしやすかった子ども達。
「一番大切なことって・・・」
相手のことを大切に思う心、思いやりが大切なこと。
みんな助け合って生きているということ。
みんな違うからいいんだということ。
みんな本当は、すばらしいところを持っているということ。
『一番大切なこと』を子どもたち自身が気づいていけるように丁寧に愛情をこめてかかわっていきたいと思います。
いきいき組(4歳児)わくわく組(5歳児)の映画会の様子は次回のブログでお知らせしたいと思います。