みはた虹の丘こども園の離乳食は、子ども達の運動発達(咀嚼力、嚥下の様子、舌の動き、体重の増加など)を、丁寧にみて大きさや柔らかさを調節し一人ひとりに応じた離乳食を提供しています。
初期食
初期食では、子ども達が口にする食べ物がうまく嚥下できるようにトロトロからドロドロへ。また、素材そのものの味を感じることができるようにしています。ちなみに今日のメニューは…
『人参ペースト』『豆腐ペースト』『全粥ペースト』
「あ~ん もぐもぐ」おいしいね♪
保育者が優しく声をかけながらあったかい雰囲気の中で食事ができるようにしています。
中期食では、ドロドロからつぶつぶへ食材の触感を感じられるようにしています。今、園では中期食を食べているお友だちがいないのでまた次回に紹介します。
後期食
後期食は手でつかめるくらいの大きさで自分でつまんで食べることを楽しみます。歯茎でつぶすことができる柔らかさで噛むことも覚えていきます。
『全粥』『白身魚の煮つけ』『野菜サラダ』野菜サラダの野菜は全て湯通ししています。
「スプーン使ってみようかな?」
自分で食べようとする気持ちも大切にしながら楽しく食事ができるようにしています。
完了食
完了食は、ほとんど幼児食と見た目は変わりませんが、ごはんやおかずは少し柔らかめで作られています
『軟飯』『焼魚』『野菜サラダ』
手づかみで「ぱくっ!」
「おいしいね♪」
子ども達の食べる意欲や楽しさを感じられることを大切にしています。
お腹が空いた感覚や、美味しいものを食べて「おいしいね」と言葉を交わしたり、お腹がいっぱいになった満腹感を、目の前にいる保育者と目と目を合わせて気持ちに共感することで、食べることの楽しさを実感できるように関わっています。食べることは生きること。乳児期の離乳食を丁寧に進めることは、これからの食に関すること、生きることに前向きになれるのではないでしょうか。