みはた虹の丘こども園 マイ保育ステーションなないろでは
「お友達におもちゃを貸すことができないんです」
「今は使っていないおもちゃを、お友達が使おうとすると『使っちゃダメ』と言うんです…じゃあ何かひとつ貸してあげようか?と提案してもかたくなになってしまい、『いやいや』ばかり言うのでとても困っています…」など子育ての悩みを聞かせていただくことがよくあります。
もしかしたら、子どもちゃんは
『このおもちゃを全部使って遊びたいのに、大好きな私のママがお友だちにあげちゃってとても悲しい…』
そんな風に思っているかもしれませんね。
成長発達の中で、自己主張ができるようになることはとても素晴らしいことです。まだまだ、自分とお母さんの安心した二人の世界でいる子ども達には難しいことです。
このような子どもの姿は、こども園の1歳児クラスや2歳児クラスでもよく見られる姿です。
そんな時は、保育者がお互いの子どもの気持ちを感じ、考え、理解し、それを言葉にして伝えるようにしています。
「今は○○ちゃんが使っているけれど、○○も遊びたいんだって。この遊びが終わったら、貸してあげようか?」
「貸してもらえるまで先生と一緒に待ってみよう!」
「待ってたら貸してくれたね。よかったね!」
お友だちとの関わりの中で、保育者が自分の思いをわかってくれたという安心感と、気持ちを伝える時は
『こんなふうに言えばいいんだ!』
というような経験を何度も繰り返していくうちに、少しずつ相手の気持ちに気付けるようになっていきます。
お母さんとしては、どうしてもお友だちと仲良く遊んでほしいと思いますよね。でも、困ったことがあるのも、子どもの成長の過程なのです。
「どうしたいのかな?」と子どもちゃんの気持ちに寄り添い成長を見守っていきたいですね♡
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