かまきりや蜘蛛、ヘビから身を守るため小さな茂みに隠れ住んでいたバッタが決心して大空に向かって飛んでいくというストーリーの絵本『とべ バッタ』
自分で心を決めて茂みから飛び出したバッタ。そんなふうに育ってほしいという願いを込めてこの絵本を読みました。
ぐんぐん組(2歳児)さんも、そーっと草むらに足を踏み入れます。
『はじめて自分でバッタつかまえたよ!』
『ほら、見て!バッタつかまえた!』
『うわっ!ほんとや!』
『ほら、大きなバッタ。』
『ちょっとフーってしてみるわ!』
こちらはのびのび組(3歳児)。
『歩いたらいっぱいバッタ飛ぶからどこにいるかすぐにわかるよ。』
『アッ、見たことないバッタや!』
わくわく組(5歳児)は慣れた手つきでつかまえます。
『ぼくが網からとったるわ』役割分担しながら、友だちと協力して楽しんでいます。
飼育ケースのバッタをみんなで観察タイム!
『これ、しょうりょうばったや!』『おんぶバッタもおったで』
『こっちのバッタは何て言うの?』
みんなで調べてみることにしました。
『くさきりって言うんや・・・』『初めて知った』
新しい発見もありました。
『先生。バッタとり、楽しかった。またしような』
自分で決める事で力が湧いてくること、バッタも生きていてみんなと同じ命があること、友だちと協力しながら新しい経験、発見ができる事。
1匹のバッタを友達と一緒に真剣な眼差しで見つめ、ドキドキやワクワク、達成感や発見。いろいろなことを友達と一緒に経験することはこれから生きる力の糧になると考えます。
大好きなバッタみたいに、みんなもホップ!ステップ!ジャンプ!!