保育園では毎年8月上旬に『プール参観と親子映画会』を行っています。
今年は保育士による絵本の読み聞かせをしました。
2日間に分かれて3つのお話を聞きましたよ。
*ちいちゃんのかげおくり
戦争を知らない私たちですが、お話を通して戦争の怖さや恐ろしさを知ることで命の大切さに気付き、親子で話し合う機会にしていただきたい。
*ごめんねともだち
自分の気持ちを相手に素直に伝える大切さや勇気、思いやる心を育てたい。
*ぼちぼちいこか
生きていく中で、何度失敗しても大丈夫。自分らしく焦らず生きてほしい。
このような思いを持って、子どもたちや保護者の皆様に絵本をみて頂きました。
退屈しないかな・・・
お話が少し難しいかも知れないな・・・
そんな心配をよそに子どもたちは、じっくりと耳を澄ませ、画面に見入っていました。関西弁の言い回しが気に入ったようで、笑い声も聞こえてきましたよ。
お話が終わった後は「戦争ってこわいなあ~」「かわいそうやな」「けんかしたらあかん」「ごめんって言おう」などの声が聞かれました。
お話は、一人ひとりの子どもたちの心に響いたようです。
保護者の方のアンケートより
「小さい子でも内容をしっかり理解していたので身近でわかりやすく良かったです。」
「お話を通して子どもが気付き何かを感じとるいい機会だと思います。」
「ごめんなさい。ありがとう。は子ども、大人に関係なく言葉にして伝えることが大事なことだと思います。」
「関西弁の絵本、おもしろかったです。子どもたちにとってはすーっと耳に入っていくんでしょうね。地味に笑えました。絵本の方が集中力が続きますね。」
「戦争とはどんなだったかを話すきっかけ作りが出来ると思います。今日帰って話してみようと思います。」
お忙しい中、たくさんの御参加ありがとうございました。